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白ゴーヤの育て方|初心者でも失敗しないプランター栽培のコツ

2026 5/29

※当サイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイツ等)を利用しています。

こんにちは。農園115 運営者のエイツです。

「白ゴーヤって普通の緑のゴーヤと育て方が違うの?」「初めての夏野菜でも失敗しないか心配」——そんな声をよくいただきます。結論からお伝えすると、白ゴーヤの育て方は緑ゴーヤとほぼ同じで、しかも苦みが少なく食べやすいため、家庭菜園デビューにぴったりの野菜です。つる性なので緑のカーテンとしても活躍し、夏の日差しをやわらげてくれます。

この記事では、種まき・定植・水やり・追肥といった基本の流れから、関東基準の栽培カレンダー、必要な道具と費用の目安、初心者がつまずきやすい失敗とその対策、そして病害虫の初期対応までを、週に1〜2回しか畑に行けない方でも実践できるようにやさしくまとめました。プランターでも十分に育てられるので、ベランダ菜園を考えている方も安心して読み進めてください。

記事のポイント
  • 白ゴーヤは緑ゴーヤとほぼ同じ手順で育てられ、苦みが少なく初心者向き
  • 関東なら種まき4〜5月・定植5〜6月・収穫7〜9月が目安
  • 深さ30cm以上のプランターと支柱・ネットがあればベランダでも栽培可能
  • 水切れ防止・こまめな追肥・病害虫の早期発見が成功のカギ
目次

白ゴーヤの育て方|種まきから始める基本

まずは白ゴーヤの育て方の全体像をつかみましょう。ここでは緑ゴーヤとの違い、関東を基準にした栽培カレンダー、そろえておきたい道具と費用、土づくりとプランターの準備、そして発芽を成功させる種まきのコツまでを順番に解説します。最初の準備を丁寧に行うことが、夏の収穫量を大きく左右します。

白ゴーヤと緑ゴーヤの違い

白ゴーヤは、表面が白っぽいクリーム色をしたゴーヤの一種で、正式には「白れいし」「白にがうり」などと呼ばれます。緑ゴーヤと植物としての性質はほとんど同じで、つる性のウリ科野菜である点も、暑さに強く真夏にぐんぐん育つ点も共通しています。育て方の手順そのものは緑ゴーヤとほぼ変わらないため、「ゴーヤを育てたことがある」という方なら同じ感覚で挑戦できます。

いちばんの違いは味です。白ゴーヤは緑ゴーヤに比べて苦み成分が少なく、果肉も水分が多くてみずみずしいのが特徴です。生のままサラダにしたり、塩もみで軽く下処理するだけでも食べやすく、「ゴーヤの苦みが苦手」という家族にも好評です。お子さんと一緒に育てて食卓に出す野菜としても向いています。

見た目の白さを活かすには、強い直射日光に長時間さらして葉焼け・実焼けを起こさないことがポイントです。真夏は半日陰になる時間がある場所のほうが、きれいな白さを保てます。品種選びに迷ったら、サカタのタネやタキイ種苗といった大手種苗メーカーの家庭菜園向け品種から選ぶと、発芽率や育てやすさで失敗しにくく安心です。サカタのタネ公式サイトでも家庭菜園向けの品種情報を確認できます。種から育てる場合は、Amazonで白ゴーヤの種を見ると種類を比較しやすいでしょう。

栄養面では、白ゴーヤも緑ゴーヤと同様にビタミンCやカリウム、食物繊維を豊富に含みます。加熱してもビタミンCが壊れにくいのはゴーヤ全般の魅力で、夏バテ予防の食材としても親しまれています。調理は、わたと種をスプーンで取り除いてから薄切りにし、塩もみや下ゆでをすると、わずかな苦みもさらにやわらぎます。白ゴーヤは色が白いぶん、炒め物や和え物にすると食卓の彩りにもなります。家庭菜園向けには「白れいし」「純白ゴーヤ」などの品種が流通しており、初めての方でも種・苗ともに入手しやすいので、まずは育てやすい定番品種から選んでみると安心です。

関東基準の栽培カレンダー

白ゴーヤは暖かい気候を好むため、気温が十分に上がってからスタートするのが成功の第一歩です。以下は関東地方(東京近郊)を基準にした作業時期の目安です。お住まいの地域が関東より寒い場合は2〜3週間遅らせ、暖かい地域では少し早めても構いません。気温が15℃を下回る時期に種をまくと発芽がそろわないため、焦らず暖かくなるのを待ちましょう。

作業時期の目安(関東基準)
種まき4月下旬〜5月中旬
育苗(ポット)4月下旬〜5月下旬
苗の定植5月中旬〜6月上旬
開花6月下旬〜7月
収穫7月中旬〜9月下旬
追肥6月以降、2〜3週間ごと

初めての方は、種まきからではなく市販の苗を5月中旬〜6月上旬に定植する方法が手軽でおすすめです。苗からなら育苗期間を省けるうえ、すでに本葉が育っているので生育トラブルも少なくなります。種から育てる楽しさを味わいたい方は、ゴールデンウィーク前後にポットへ種をまくとちょうど良いスケジュールになります。収穫は植え付けからおよそ50〜60日後が目安で、関東では梅雨明け以降から本格的に採れ始めます。

なお、北海道や東北など寒冷地では、種まき・定植ともに2〜3週間ほど遅らせ、6月に入ってから植え付けると安心です。逆に九州や四国など温暖な地域では、4月中旬から種まきを始められます。気温が不安定な時期にどうしても早く植えたい場合は、苗にビニールの行灯(あんどん)やトンネルをかけて保温すると、低温による生育の停滞を防げます。また、収穫期間を長く楽しみたいときは、種まきや定植を1〜2週間ずらして2回に分けて行うと、収穫のピークが分散し、家庭でも食べきりやすくなります。カレンダーはあくまで目安なので、その年の気候に合わせて柔軟に調整してみてください。

memo

地域によって適期は前後します。最終的には「遅霜の心配がなくなり、最低気温が15℃を安定して超えたら定植」と覚えておくと、どの地域でも失敗しにくくなります。

必要な道具と費用の目安

白ゴーヤ栽培を始めるのに、特別高価な道具は必要ありません。最低限そろえておきたいものと、おおよその費用をまとめました。すでにお持ちの道具があれば、その分コストは下がります。プランター栽培なら、すべて新しくそろえても1万円以内で始められます。

道具・資材用途費用の目安
プランター(深さ30cm以上)根を深く張らせる1,000〜2,000円
野菜用培養土(25L前後)植え付け用の土800〜1,500円
支柱+つる用ネットつるの誘引・緑のカーテン1,000〜2,000円
種または苗白ゴーヤ本体種300〜500円/苗200〜400円
緩効性肥料・液体肥料元肥・追肥800〜1,500円
じょうろ・移植ゴテ水やり・植え付け1,000〜2,000円

プランターは、つる性で根を深く張る白ゴーヤのために深さ30cm以上、容量20L以上の野菜用(60型程度)を選ぶのがコツです。浅いプランターでは水切れしやすく、夏場の生育不良の原因になります。支柱とネットは緑のカーテンづくりにも欠かせない資材なので、最初にしっかりしたものを用意しておくと長く使えます。まとめてそろえたい方は、Amazonで支柱・つるネットのセットを見ると比較しやすいです。

費用をできるだけ抑えたい場合は、支柱やじょうろ、移植ゴテなどは100円ショップやホームセンターの普及品でも十分役立ちます。プランターも、深さと容量さえ確保できればシンプルなもので構いません。一方で、培養土と種・苗は生育を大きく左右する重要な資材なので、ここはケチらず信頼できるものを選ぶのがおすすめです。2年目以降は支柱・ネット・プランターを使い回せるため、かかる費用は種・苗・肥料・培養土の補充分だけになり、ぐっと経済的になります。最初の年は「道具をそろえる年」と考えておくと気が楽ですし、一度そろえれば他の夏野菜にも流用できます。

土づくりとプランターの準備

白ゴーヤは水はけと水もちのバランスが良い土を好みます。プランター栽培なら、市販の「野菜用培養土」を使えば最初から肥料分が配合されているので、初心者でも手軽です。土を自分で配合する場合は、赤玉土(小粒)6・腐葉土3・くん炭や堆肥1の割合を目安にすると、水はけと保水性のバランスがとりやすくなります。pH(酸度)は6.0〜6.8のやや酸性〜中性が理想で、家庭用の酸度計や試験紙で測れますが、市販の培養土を使うなら通常は調整不要です。

畑(露地)に植える場合は、植え付けの2週間前までに苦土石灰を1平方メートルあたり100g程度まいて土になじませ、酸度を整えておきます。さらに植え付け1週間前に堆肥2〜3kgと元肥(緩効性化成肥料)を施し、よく耕してから幅60〜80cmの畝を立てます。元肥を入れることで、生育初期の根の張りが格段に良くなります。

プランターの場合は、底に鉢底石を3〜4cm敷いて水はけを確保してから培養土を入れます。土はプランターの縁から3〜4cm下(ウォータースペース)まで入れ、水やりのときに水と土があふれないようにしておきましょう。良質な培養土に迷ったら、Amazonで野菜用培養土を見ると容量や価格を比べて選べます。土の準備をていねいに行うことが、夏の収穫量に直結します。

ウリ科の白ゴーヤは連作障害が出やすいため、畑で育てる場合は、前年にゴーヤ・きゅうり・かぼちゃなどウリ科を育てた場所は避け、2〜3年あけるのが理想です。プランターの土も、一度野菜を育てた土をそのまま使い回すと、病害虫や肥料バランスの偏りが残りがちです。再利用するときは、古い根やゴミを取り除き、夏の日差しで天日干しして消毒してから、新しい培養土や堆肥、再生用の土壌改良材を混ぜてリフレッシュしましょう。こうした土づくりの基本は他の野菜にも共通するので、一度覚えてしまえば毎年の準備がぐっと楽になります。

種まきと発芽成功のコツ

種から育てる場合、白ゴーヤの種は殻がかたく、そのままではなかなか発芽しません。発芽率を上げるために、まきの前に一晩(8〜12時間)水に浸け、殻の先端を爪切りで軽く削る「芽切り」をしておくと、水分が吸収されやすくなり発芽がそろいます。削るのは種の発芽点とは反対側のとがった先端で、中の白い部分が少し見える程度にとどめてください。削りすぎると種を傷めるので注意しましょう。

準備した種は、3号(直径9cm)程度のポットに育苗用の土を入れ、1ポットにつき1〜2粒を1cmほどの深さにまきます。まいたあとはたっぷり水を与え、発芽までは土の表面を乾かさないように管理します。発芽適温は25〜30℃と高めなので、気温が低い時期は日当たりの良い室内の窓辺などで管理すると発芽がそろいやすくなります。順調なら5〜10日ほどで芽が出ます。

本葉が1〜2枚出たら、生育の良い1本を残して間引きます。間引いた苗は無理に育てず、元気な株に栄養を集中させるのがコツです。本葉が3〜4枚になり、根がポット全体に回ったら定植のサインです。気温がまだ低いうちに早まきしてしまうと発芽不良や徒長(ひょろひょろに伸びること)の原因になるため、暖かくなってから余裕をもってスタートしましょう。

プランターや畑に直接種をまく「直まき」も可能ですが、気温が安定しない時期や鳥・虫の食害が心配な場合は、ポットで育苗してから定植するほうが確実です。よくある失敗は、発芽前に土を乾かしてしまうことと、寒い時期の早まきによる発芽不良の2つです。発芽までは土の表面が乾いたら霧吹きなどでこまめに湿らせ、夜間の冷え込みが強い時期は鉢を室内に取り込みましょう。発芽がそろわないときも、あきらめずに10日〜2週間ほど様子を見ると、遅れて芽が出てくることがあります。芽切りと一晩の浸水をしておくだけで発芽率は大きく変わるので、ひと手間を惜しまないことが成功への近道です。

白ゴーヤ栽培で失敗しない管理のコツ

苗が育ったら、いよいよ定植と日々の管理です。ここでは、つるの誘引、水やり、追肥のタイミング、病害虫の初期対応、そして収穫の見分け方まで、失敗しないためのポイントを順番に解説します。夏のあいだの少しの手間が、長く収穫を楽しむコツになります。

苗の定植とつるの誘引

定植は、最低気温が15℃を安定して超える5月中旬〜6月上旬が適期です。プランターなら1株、畑なら株間を60〜80cmあけて植え付けます。植え穴は根鉢がすっぽり入る大きさに掘り、浅植えにならないよう注意しながら、植え付け後はたっぷりと水を与えて根を落ち着かせます。植え付け直後の数日は強い直射日光を避け、根がしっかり張るまで見守りましょう。

白ゴーヤはつる性なので、定植と同時に支柱を立て、つるネットを張って誘引の準備をします。つるが伸び始めたら、ネットに沿って手で軽く誘導し、必要に応じて麻ひもや誘引クリップでやさしく留めます。きつく結ぶとつるを傷めるので、八の字に余裕をもたせて留めるのがコツです。緑のカーテンにする場合は、窓やベランダの幅に合わせてネットを張ると、夏の日差しよけとしても役立ちます。

本葉が5〜6枚になったら、親づるの先端を摘む「摘芯(てきしん)」を行うと、わき芽(子づる)が増えて実つきが良くなります。ゴーヤは子づる・孫づるに雌花がよくつくため、摘芯はぜひ取り入れたいひと手間です。つる性野菜の誘引の考え方はスイカ空中栽培の吊るし方の記事でも詳しく紹介しているので、棚づくりの参考にしてみてください。

定植のときは、ポットから苗を取り出す際に根鉢を崩さないよう、そっと扱うのがコツです。根を傷めると活着(根づき)が遅れ、その後の生育に響いてしまいます。また、植え付け後しばらくして咲く一番花(最初の雌花)は、株がまだ小さいうちに実をつけると株の負担になるため、思い切って摘み取ると、その後の生育と収穫量が安定します。つるが旺盛に伸びてきたら、葉が重なって混み合った部分を整理し、株全体に日光と風が届くようにしてあげましょう。風通しを良く保つことは、後ほど触れる病害虫の予防にもつながります。

point

摘芯で子づる・孫づるを増やすと雌花が増え、収穫量がアップします。「親づるの先端を本葉5〜6枚で摘む」とだけ覚えておけば大丈夫です。

失敗しない水やりの基本

白ゴーヤは夏に大きく育つため、水をたくさん必要とします。特にプランター栽培は土の量が限られ乾きやすいので、水切れには十分注意しましょう。基本は「土の表面が乾いたらたっぷり与える」こと。真夏の晴れた日は、ウォータリングカン1杯(約8リットル)を株元にゆっくり与え、プランターの底から水が流れ出るまでしっかり与えるのが目安です。

夏場は朝と夕方の2回の水やりが理想ですが、週に1〜2回しか畑に行けない方は、定植時に株元へたっぷり水やりをし、土の表面を腐葉土やわらで覆う「マルチング」をしておくと乾燥を大きく抑えられます。プランターには貯水機能つきのものや、留守中でも水を補給できる給水グッズを使うのも有効です。日中の高温時に水やりをすると、土の中で水が温まって根を傷めることがあるため、できるだけ涼しい朝夕に行いましょう。

一方で、水のやりすぎや水はけの悪さは根腐れの原因になります。鉢皿に水をためっぱなしにしない、雨が続くときは軒下に移すなど、過湿を避ける工夫も大切です。「乾いたらたっぷり、乾くまでは待つ」というメリハリのある水やりが、健康な白ゴーヤを育てるいちばんのコツです。

マルチングに使う素材は、わらや腐葉土のほか、市販のバークチップや黒いマルチシートでも代用できます。プランターの置き場所も水切れに大きく関わり、コンクリートのベランダは照り返しで土が乾きやすいので、すのこや台の上に置いて地面からの熱を避けると、乾燥がやわらぎます。水やりのタイミングに迷ったら、葉の様子も参考になります。日中に葉が少ししおれていても、夕方に回復するなら問題ありませんが、朝からぐったりしている場合は明らかな水切れのサインです。土に指を第一関節まで入れて湿り気を確かめる習慣をつけると、水やりの失敗がぐっと減ります。

肥料と追肥のタイミング

白ゴーヤは生育期間が長く、次々と実をつけるため、肥料切れを起こさないことが大切です。植え付け時には元肥として緩効性の化成肥料を施し、その後は実がつき始める6月以降に追肥をスタートします。追肥は2〜3週間に1回のペースで、株元から少し離した場所に化成肥料をひとつまみ施すか、液体肥料を水やり代わりに与えます。根を直接傷めないよう、肥料は株元にべったり置かないのがコツです。

肥料の種類は、葉や茎が育つ生育初期は窒素分を、花が咲き実がつき始めたらリン酸・カリ分を意識すると、実つきと品質が良くなります。とはいえ初心者のうちは、野菜用の化成肥料や液体肥料をパッケージの規定量どおりに使えば十分です。与えすぎは「つるぼけ(葉ばかり茂って実がつかない状態)」や肥料焼けの原因になるため、規定量を守りましょう。手軽に追肥したい方は、Amazonで野菜用の肥料を見ると緩効性・液体タイプを選べます。

葉の色が薄く黄緑がかってきたら肥料不足のサイン、逆に葉ばかり茂って実がつかないときは肥料過多や日照不足を疑いましょう。株の様子を見ながら量を調整することで、夏の終わりまで安定して収穫を続けられます。

有機質の肥料を使いたい場合は、油かすや発酵鶏ふん、ぼかし肥料などを規定量で施すと、ゆっくり効いて土も豊かになります。化成肥料と組み合わせても構いません。もし葉ばかり茂って実がつかない「つるぼけ」になってしまったら、いったん窒素分の追肥を控え、リン酸・カリ分を中心に切り替えて様子を見ましょう。プランター栽培は畑に比べて土の量が少なく肥料が水で流れやすいため、畑よりもややこまめな追肥を意識すると、株が元気を保ちやすくなります。肥料は「一度にたくさん」ではなく「少しずつ、定期的に」が基本だと覚えておいてください。

病害虫の初期対応と予防

白ゴーヤは比較的じょうぶな野菜ですが、夏場はいくつかの病害虫に注意が必要です。よく見られるのは、葉が白い粉をふいたようになる「うどんこ病」、葉裏に群がって汁を吸う「アブラムシ」、葉を食害する「ウリハムシ」などです。いずれも早期発見・早期対応が被害を最小限に抑えるカギになります。週に1〜2回、葉の表と裏をチェックする習慣をつけましょう。

うどんこ病は風通しの悪さと過湿が原因になりやすいので、混み合った葉やわき芽を整理して風通しを良くするのが予防の基本です。発生した葉は早めに取り除きます。アブラムシは数が少なければ手で取り除くか、勢いのある水で洗い流すだけでも効果があります。物理的な対策として、定植直後から防虫ネットをかけてウリハムシの飛来を防ぐのも有効です。身近な素材を使った予防法は家庭菜園の害虫対策にコーヒーを活用する方法もあわせて参考にしてください。

うどんこ病のほかに、葉に黄色い斑点が出て広がる「べと病」にも注意が必要です。これも風通しと水はけを良くすることが予防の基本になります。ウリハムシは成虫が葉を食べるだけでなく、幼虫が根を食害することもあるため、見つけしだい捕殺し、株元の地面もこまめに観察しましょう。植え付け初期の防虫ネットがもっとも効果的な物理対策です。さらに、マリーゴールドなどのコンパニオンプランツを近くに植えると、害虫を寄せつけにくくする効果が期待できるといわれています。特別な道具がなくても、日々の観察を習慣にすることが、結局はいちばん確実な防除につながります。

caution

農薬を使う場合は、対象作物・対象病害虫に登録された製品を選び、使用前に必ず説明書をよく読み、希釈倍率・使用回数などの使用基準を守ってください。判断に迷うときは無理をせず、お近くの園芸店や専門家に相談しましょう。

収穫時期の見分け方

白ゴーヤの収穫は、植え付けからおよそ50〜60日後、関東では7月中旬ごろから始まります。収穫の目安は、実が品種本来の大きさ(一般的な品種で長さ20〜25cm前後)になり、表面のイボ(突起)がふっくらと張ってツヤが出てきたころです。白ゴーヤは緑ゴーヤのように熟して色が変わる変化が分かりにくいため、サイズとツヤ、そして開花からの日数を目安にすると失敗しません。雌花が咲いてから2〜3週間が収穫のひとつの目安です。

収穫が遅れると、実が黄色く熟して中の種が赤くなり、果肉がやわらかくなって食味が落ちてしまいます。とり遅れは株の体力も奪い、その後の実つきが悪くなるため、「少し早いかな」と思うくらいのタイミングでこまめに収穫するのがコツです。収穫はハサミを使い、ヘタの少し上で茎を切り取ります。手でねじり取るとつるを傷めるので避けましょう。

こまめに収穫を続けると株が次々と新しい実をつけ、夏の終わりまで長く楽しめます。とれたての白ゴーヤは苦みが少なくみずみずしいので、サラダや塩もみ、炒め物などでぜひ味わってみてください。プランターで手軽に夏野菜を育てたい方は、同じく初心者向けのししとうのプランター育て方も参考になります。

収穫した白ゴーヤは、新聞紙に包んで野菜室で保存すると2〜3日は鮮度を保てますが、みずみずしさを楽しむなら早めに食べきるのがおすすめです。たくさん採れたときは、薄切りにして塩もみし、小分けにして冷凍しておくと、炒め物などに少しずつ使えて便利です。なお、収穫の最盛期には株の下のほうの古い葉が黄ばんでくることがあります。そうした葉は早めに取り除くと、風通しが良くなり病気の予防にもつながります。こまめな収穫と下葉の整理をセットで行うことで、株を弱らせず、夏の終わりまで長く元気に保つことができます。

まとめ:白ゴーヤ栽培の要点

白ゴーヤの育て方は、緑ゴーヤとほぼ同じ手順で取り組める初心者向けの夏野菜です。最後に成功のポイントを振り返っておきましょう。まず、関東基準では種まき4〜5月・定植5〜6月・収穫7〜9月というスケジュールを守り、気温が十分に上がってからスタートすること。次に、深さ30cm以上のプランターと水はけの良い培養土を用意し、支柱とネットでつるをしっかり誘引することが土台になります。

日々の管理では、夏の水切れを防ぐこまめな水やり、2〜3週間ごとの追肥、そしてうどんこ病やアブラムシ・ウリハムシの早期発見が、長く収穫を楽しむためのカギです。摘芯で子づる・孫づるを増やせば実つきも良くなります。苦みが少なく食べやすい白ゴーヤは、緑のカーテンとして夏の暑さもやわらげてくれる、まさに一石二鳥の野菜です。この記事を参考に、ぜひ今年の夏は自分の手で育てた白ゴーヤを食卓で味わってみてください。

もし1年目にうまくいかなくても、落ち込む必要はありません。家庭菜園は、その年の天候や環境によって結果が変わるもので、経験を重ねるごとに少しずつ上達していきます。種まきや定植の日、水やりや追肥のタイミング、収穫量などを簡単にメモしておくと、来年の大きなヒントになります。白ゴーヤは生育が旺盛で結果が目に見えやすいため、家庭菜園の自信をつけるのにぴったりの野菜です。慣れてきたら、同じウリ科のきゅうりやかぼちゃ、つる性のスイカなどにも挑戦してみると、夏の菜園がいっそう楽しくなります。栽培のうれしいところは、収穫した野菜を家族や友人と分け合えることでもあります。とれたての白ゴーヤを食卓に並べれば、育てた手間以上の満足感が得られるはずです。まずは一株から、気軽に始めてみてください。農園115は、あなたの「育てる楽しさ」を応援しています。

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